写真集２３：宗谷本線「塩狩駅-蘭留駅間」
塩狩駅は南に蘭留駅、北に和寒駅に挟まれた塩狩峠の頂上にある駅です。近くに集落等無く、塩狩ヒュッテユースホステル（当時塩狩温泉ユースホステルに宿泊した）、三浦綾子記念館や鉄道事故で亡くなった長野正雄氏の顕彰碑があります。最近の乗降客は平均１名以下と何時廃駅になってもおかしくない状況です。撮影場所は蘭留駅方面に歩いて行った所ですが、線路内立ち入り禁止なので駅中心に撮影しました。
・・・吹雪の中、比布駅でD51866の発車シーンを撮影した後に塩狩駅に移動、その頃には雪はもやんで午前中降った雪が周りの木々に積もって素晴らしい舞台を創ってくれました。この時間帯に峠に向かって登っていく列車は無い為、塩狩駅から転がってくるD51牽引の貨物列車を待つことに、煙が無い絶気状態だったのでバックの木々が煙に隠れずその姿を綺麗に表現してくれました。・・・
木造駅舎、最盛期は駅員さんが常駐し峠で列車の交換に多かったと思われるぐらい立派な駅舎です。今の乗降客ではいずれ廃駅の波は防ぐことは出来ないかもしれません。列車が通過するだけの場所になるかもしれません。（2018年3月） |
