蒸気機関車「SL STORY」写真集17:会津線・桑原駅ー湯野上駅「第三大川橋梁」
国鉄時代の会津線は西若松から会津滝ノ原までの区間で運行されていましたが、1987年第三セクターの会津高原鉄道に移管になりました。
湯野上駅(現・湯野上温泉)より桑原駅寄りに少し歩いた所に第三大川橋梁(1980年架け替え)はあります。
撮影したであろう場所は作業所の敷地になっており、同じような場所での撮影は難しくなりました。
・・・雪国の会津らしい風景を求めてきましが、こんなに大雪なるとは思ってもいませんでした。
しかも、東京で降るような湿った雪なので、すべて万物にまとわりつくような雪でした。
当然、カメラに被せているビニール袋や防寒着にもベットリ付いてしまいます。
晴れた時の景観は素晴らしいと思いつつも、雪が止むか、小降りになるのを祈りながら待つこと暫し、汽車が来る頃には少し霞んではいるものの、バックの山も見えてくれました。撮影後、湯野上駅まで戻ると駅に停車中の列車と出会うことが出来、機関車がC11289だと判りました。・・・
現在の湯野上温泉駅は茅葺き屋根の駅舎で駅内には囲炉裏があり郷土色豊かになっています。東北の駅百選にも選ばれました。
第三大川橋梁の脇にはダム関係の建物があったと記憶していますが、今は跡形もなく無くなっています。
第三大川橋梁から程近いところに第二大川橋梁があったはずですが、跡形もありません。こちらも大川ダムによる新線の影響で様変わりしていました。(2003年10月)
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